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G.W.だからビートルズ関連の映画でも観よう。

Category : 2000年代/映画
前回の続きで、ビートルズ体験1966年編を書く予定でしたが、ゴールデンウィークなので、おすすめ映画の話でもしたくなりました。といっても私はGW期間中はほとんど仕事なんですが、まあ気分だけでも連休モードで。紹介するのは、ビートルズの曲だけで構成された2008年のミュージカル映画『アクロス・ザ・ユニヴァース』。

across-dvdpac.jpg

ストーリーは―。

1960年代のこと、リバプールの造船所で働く青年ジュードは、まだ見ぬ父に会い、自分の存在理由を確かめようとアメリカへ旅立つ。捜し当てた父が用務員を務める大学で、同年代の大学生マックスと出会い意気投合する。マックスもまた自分の生き方を見つけられず苛立っていた。二人は何かを見つけようとニューヨークへ行き、場末のロック・シンガーであるセディのアパートに間借りする。そこへ、それぞれに心の傷を持った若者たちが集まってくる。マックスの妹であり恋人をベトナム戦争で亡くしたルーシー。暴動の騒乱で弟を亡くした黒人ギタリストのジョジョ。失恋した東洋系女性プルーデンス。ジュードとルーシーは恋に落ちるが、ベトナム戦争は激化し、彼らの状況も変転してゆく・・・。

と、おおざっぱに紹介しちゃいましたが、なんせミュージカル映画ですので、ストーリーは単純明快なんです。

私にはどこをとっても素晴らしい映画ですが、ビートルズの曲が、まるでこの作品のために書かれたオリジナル曲のように、うまくストーリーに組み込まれていることにまず感心してしまいます。
『アイ・アム・サム』もビートルズ・ソングが重要な役割を果たす素敵な映画ですが、あちらは物語の性質上、ビートルズ好きの主人公を引き立てるBGMの域を出ることができません。
しかし、こちらはビートルズの歌を骨格にして創られたミュージカルです。お気づきのように登場人物は皆ビートルズの歌に出てくる名前を持っていますし、彼らはビートルズの歌のイメージ世界を生きているのです。このアイデアが秀逸。

荒涼としたリバプールの海岸に佇むジュードが、憂いを含んだ声で『GIRAL』を歌うところから映画は始まります。この歌詞がきれいにイントロダクションとなっていて、いっきに物語世界に引き込まれます。

  ♪誰か僕の話を聞いてくれない?
   心に住みついた女の子の話
   思い焦がれるあまりつらくなっても
   後悔する日は一日もない
   そう、あの娘のことさ  (字幕より)

そして、歌とともに展開する映像のイリュージョンがすごい。

いちばんのお気に入りは、『I WANT YOU』に乗って行われるマックスの徴兵検査の場面。検査場のロビーに着くと、貼ってある兵士募集のポスターのなかのアンクル・サムがいきなり動き出して「I want you」とマックスを指さす。お前を兵隊に欲しい、となるわけですね。検査場ではベルトコンベアに乗せられ、機械に衣服を剥ぎ取られ、オートマチックに身体検査が行われる。ロボットのように同じ顔をした検査係の軍人たちによる不気味なダンス。「She's so heavy」という歌詞のところでは、パンツ一丁の受検者たちが自由の女神像を担いでジャングルを行進させられる圧倒的な苦役のイリュージョン。そりゃ、ヘビーだろう。ちょっと笑えて、怖く、軽くて、深い。よくこんなシーンを考え付き、そして考えただけに終わらせず映像化できるもんだ。

あと、素晴らしいのは『Strawberry Fields Forever』の場面。ルーシーと仲たがいしたマックスが、部屋で鬱屈した気持をぶちまける。キャンバスにイチゴをピンで留め、イチゴからは血のような果汁が滴ったかと思うと、そのイチゴは爆弾となって空から降り注ぎ破裂する。

ああ、なんて奔放な想像力。MTVなどによって鍛えられたクリエイティブな映像の最高のカタチがここにあります。それだけじゃない、ポイントを押さえて再現された当時の社会風俗などの的確な描写が、またいいんです。
ああ、貧弱な文章力がもどかしいなあ。ひとり酔っ払って興奮して書いてるから、支離滅裂で、読んでる人にはどんな映画かちっとも解からないだろうね。もうこれは観て感じてもらうしかないがですちや(突然土佐弁)。
ということで、やらないことに決めていたYouTubeへのリンクを貼ってしまいます。予告編ですけど。



どうです。面白そうでしょう?

こんないい映画は、当然シネコンなんかでは上映されなくて、私は映画鑑賞サークルによる自主上映で観ることができたのでした。有難いことです。その際、入れ替え制にも関わらずこっそり2回観て、その後すぐDVDを買って10回近く観たでしょうか。

俳優では、なんといってもルーシー役のエヴァン・レイチェル・ウッドがいいですね。清楚で美しくて、スケベなオジサン向けのサービスシーンもちゃんとやってくれてるし。

across-ルーシー

ラスト、クライマックスのルーフトップコンサートもカッコいいですね。

across-rooftop.jpg

地下鉄の駅でホームレスのジイサンが『COME TOGETHER』を歌い始めたら、そのジイサンはジョー・コッカーだったり、U2のボノが出てたり、いろんなクスグリもてんこ盛りです。

さあ、みんなもゴールデンウィークの休日は、ツタヤで借りたりして(あるかどうか知らないけど)、この名作を楽しんでください。え、もう休みは終わりでしたっけ? それは残念。
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