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その女性の息子であるということにチョット嫉妬してしまったぜ

Category : 1960年代/映画
ブログ更新を怠っている間に時は過ぎ、8月最後の日となってしまいました。
朝のラジオ体操放送も夏の全国巡回を終え、明日からはスタジオ放送に戻ると言っていました。
通勤途中ですれ違った小学生は、うつむきかげんで、めっちゃブルーな表情をしていました。
いやあ、気分はよくわかるよ、少年。

さて、10日ほど前のことですが、お城下(=おじょうか。県庁所在地のことを周辺の田舎モンはこう呼ぶ)で、スタッフ参加している音楽祭のミーティングがあり、終了後、数人の仲間と連れだって会場近くの小さな居酒屋に行きました。その店は河原崎長一郎の息子さんがやっている店ということですが、そう説明してくれたBさん以外の仲間は河原崎長一郎を知らないようでした。生ビールで乾杯してから、店主である息子さんの顔を眺めていて、フト思い当たりました。

「ええーっ! ほんならこのヒトのお母さんは伊藤栄子とゆーことやいか」。

と興奮してしまいましたが、河原崎長一郎を知らない皆が、その妻を知るはずもなく、誰それ?という反応。
「俺が大ファンやった女優さんよ!」と言ったものの、皆が思い当たるように彼女のことを説明するのは難しい。清楚で古風で忍耐強いという役どころが似合う女優さんでしたが、だいたい脇役で、誰もが知っている代表作というのはなかったもんなあ。そのうえ、結婚して十数年間は休業状態でほとんどテレビや映画に出てなかったし。復帰後ではNHK朝の連ドラ『純ちゃんの応援歌』(1988年)での主役山口智子の母親役とか、比較的最近では同じくNHKの土曜ドラマ『遙かなる絆』(2009年)での、中国残留孤児の主人公の叔母役で出てましたけど、皆には判らんよねー。

実は、この「皆があまり知らない女優さん」であることがポイントなんですね。このブログの2回目だったか内藤洋子のことを書いたけど、彼女は当時の若手トップ女優で、まあ行列のできる店みたいな存在であり、田舎の内気な少年には、行列のないひっそりとした店の方がホッとできるということで、私は伊藤栄子に魅かれていったんだと思います。より身近な自分だけのアイドルという独占感が得られるんですよねえ。

そんな屈折した元少年の思いを知ってか知らずか、Bさんが店主さんに「あなたのお母さんは伊藤栄子さんですか」と確認してくれました。そしたら「そうですけど、今じゃ見るカゲもないバアサンですよ」などと言うのです。「伊藤栄子様のことをそんなふうに言うなんて!」と一瞬ムッとしたけど、よく考えたら息子が母親のことを謙遜してるだけだから、それでいいのでした、ハイ。

いつまで引っ張るんだ、早く伊藤栄子を見せろ!というハナシですよね。
上記のような事情から彼女の画像は検索してもあまり引っかかってこないのですが。


伊藤栄子2

1967年の大映映画のポスター画像。左端に小さく載っているのが伊藤栄子ですね。可愛いでしょ。彼女21歳の頃。この映画は残念ながら未見です。


伊藤栄子3

こんなのも見つけました。1971年の民放連続ドラマ『大忠臣蔵』出演時26歳の伊藤栄子をイラスト化したもの。『老後の楽しみ亭』というサイトの運営者かめおさん作。彼女のキャラクターは同世代のオヤジを惹きつけるものがあるみたいですね。


伊藤栄子1

そして、ほぼ現在の伊藤栄子。とても60代には見えないよねえ。息子さんの言葉はやっぱり謙遜というか照れなんでしょうね。

そうそう、夫の河原崎長一郎はどんな奴かというと(伊藤栄子を奪った男ですから、「ヤツ」でいいんです!)……。


河原崎長一郎1

浦山桐郎の名作、1969年度ベストテン1位作品『私が棄てた女』主演の河原崎長一郎(またも裸体の浅丘ルリ子登場ですが、別に彼女のファンではありません)。これは若すぎて判りにくいかな。


河原崎長一郎2

これなら「ああ、あのオジサン」と頷くでしょう。1986年のドコモ(ポケベル!)のCMだそうです。「気になる男たち」というゲイ向けブログから拝借しました。このブログには河原崎長一郎の画像がドッサリ。オカマにモテたんですねえ。残念ながら2003年に永眠されました。伊藤栄子は未亡人となったわけですね。いやあ長生きはするモンだ。ドユコト。

というわけで、居酒屋で同席していたKAMUY君のリクエストに応えて、伊藤栄子を取り上げてみました。わかっていただけましたでしょうか、KAMUY君。



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メイアルバムノ シュジンコウノソバデ イツモシズカニワラッテイル ソーユーヒトニ ワタシハナリタイ

Category : 1960年代/音楽
今年のお盆休みは、いかにも夏!という晴天続きでいいですね。私は、ゴールデンウィークのときと同様で、ずっと仕事でした。皆が休みの時に仕事していると、すごい働き者になったような気がしていいもんですよ、グスン。

で、本日は終戦記念日にして月遅れのお盆ということで、初盆を迎える2人が写ったレコードジャケット2点。両方とも、ロック史上五指に入るのは間違いない超人気ジャケットです。それぞれのジャケットに相手役として登場した二人が、今年相次いで亡くなりました。


B・ディラン/フリー・ホイーリン

ボブ・ディランのセカンドアルバムにして出世作『フリー・ホイーリン』。若き日のディランと、1963年のニューヨーク・グリニッチヴィレッジの雪道を歩くスーズ・ロトロ。このとき20歳。寒そうに肩をすぼめて俯いたボブと、ポッケにつっこんだその腕に抱きついてカメラ目線でにっこりしているスーズの対照が面白く、微笑ましい。
「オ、オイ、そんなにひっつきなや。カメラさんが見ゆうろう。」
「何言いゆうぞね。カメラは見んと撮せんやいか。ニューヨークではこれっぱあ常識よえ。あんたも田舎から出てきてもう何年にもなるがやき、都会風に馴染まないかんでえ。」



B・スプリングスティーン/born to run

ブルース・スプリングスティーンの1975年のサードにして初の大ヒットアルバム『明日なき暴走(BORN TO RUN)』。バックバンド「Eストリート・バンド」のなかから、ひとりでブルースと絡むサックスのクラレンス・クレモンズ。このとき33歳。こっちはブルースのほうがやたらうれしそうにクラレンスを見ています。こういう場合のロッカー同士の話題は決まっています。
「グフフ、ゆうべのグルーピー、カワイかったねや。」
「ボバベ、ボビブビベ、ボバベババベバッババボ、ボボベベバビババ(お前、飲み過ぎて、ボラレただけやったがを、覚えてないがか。)」


スーズ・ロトロ、2月24日永眠、享年67歳。

クラレンス・クレモンズ、6月18日永眠、享年69歳。


「赤めだか」を読んで、地元の仲間をちょっとイトオシク思ったりして、気の迷いでした

Category : 未分類
朝から快晴。そして休日。世間では平日だけど。これからのスケジュールを考えると、できるのは今日しかない。何が?というと、前回書いた「ケニーの日」です。

日記にテキトーに書いたことだし、別に誰も気にしてないだろーけど、嘘を書いちゃイケナイ、なんてヘンに意識して、ヤラセではないのですが、日記に引き摺られたカタチで本日、たったひとりの「ケニーの日」開催。

朝から準備が始まります。
バイクにクーラーボックス積んで釣具屋さんで氷を買って、ビールを冷やして、自転車置き場を片づけて、アウトドア用のテーブルと椅子を設置。電源ケーブルを引き出して、音楽プレイヤーやパソコンが使えるようにして、ソラマメと柿の種を皿に盛り、本日聴く音源と、読む本を周りに配置して、とりあえず準備完了。これだけで汗だく。

ビール(風飲料)を、氷を入れたグラスに注ぎ、『レイジー・ベイビー・ケニー』をかけて、10:00頃スタート。
ああ、やっぱキモチええわあ。

立川談春/赤めだか_


今日の読み物は立川談春『赤めだか』。
3年前に出版されて、高い評価を得た自伝エッセイ。立川談志という革新的な落語家に惚れ抜いて弟子入りした著者が、葛藤の末独り立ち(真打ちになる)するまでのお話です。
立川談志という、破天荒かつ知的幼児的で破滅的でへんに常識的な、ようするにワケのわからん天才と、彼に魅かれ集まった若者たちを描いた物語です。
芸人という尋常でない世界の住人たちですから、みんな常軌を逸しています。自分もその中の一人であることを踏まえたうえで、彼らを容赦なく観察し、圧倒され、でもツッコミます。感性のあるレベルに線引きをして、ここに来れない奴は置いてゆくよ、というスピード感はあるものの、そうではない人たち、つまりついてこれない人たちへの気配りも行き届いていて、向上心に燃えたひとが読んでも、挫折したヘタレが読んでも共感できる内容になってます。

これを読むと、立川談志や談春みたいな人、その他のユニークな仲間など、身近にこんな人いるよネエと思い当たります。そして、クセモンばかりだけど、皆憎めない、こういう連中のことを六分の毒と四分の愛情をもってツッこむ身近な語り部も。AKB氏やTTS氏が、まさに『赤めだか』的語り部かなあと思うのですが、冷静に考えると単なる「ホゲ」という気もします。

途中昼寝を挟みながら、気がつけば夕刻。ビール1リットル、焼酎水割り5杯くらい飲んでいて、合間にポツポツ書いたこの文は、いつも以上にワケのわからない文章になっていいますね。。その間にケニー関連の音楽(キャシー&ケニー井上/VOYAGE TO PARADISE、夕焼け楽団/ハワイ・チャンプルーなど)も聴き尽くしてしまったので、『フジランチ』をかけてみたら、これが心地よいんですよ。


フジランチ


ん?フジランチ、誰それ、と思ったあなた、当然な反応です。それは愚息がTOKIOで作ったユニット&アルバム・タイトルなんですから。

Amazonで買えるよ。いいアルバムだよ。

親馬鹿と笑わば笑え。







夏の休日の小確幸〈(c)村上春樹〉はビールを飲みながら聴くケニーの星屑ギター

Category : 1970年代/音楽
いよいよ8月になりました。今年は台風のせいか、俗に言う「梅雨明け十日」(梅雨明けしてしばらくは太平洋高気圧が張り出してカラッした晴天が続く)の好天がなく、湿気の多いどんよりした日が続きますね。

こんなときは、音楽もギンギンの暑苦しいロックより、ライトな優しい音楽を聴きたくなります。歳をとると耳も夏バテするのですよ。ほんの先日、フジ・ロック・フェスにゆく娘をバスターミナルまで送る車中、ジャック・ジョンソンをかけたら、1曲目が流れ始めたとたん、二人で「涼しい~」と輪唱してしまいました。サーフィンを終えた夜の浜辺で、仲間と語らいながら音楽を奏でている風景が浮かんできて、夜風の感触まで伝わってきそうで、ほんとジャック・ジョンソンの音楽は涼しいんですよねー。

でも、本日紹介するのは、ジャックではなくケニー。
ケニーこと井上ケン一のレアな名盤『レイジー・ベイビー・ケニー』(1976年)です。

井上ケン一/レイジーベイビーケニー表

井上ケン一/レイジーベイビーケニー裏jpg


夏の休日の昼間、戸外の日陰に椅子と小さなテーブルを持ち出して、柿の種をポリポリ囓ってよく冷えた缶ビールを飲みながら、杉浦日向子の江戸ものエッセイなんかを読んで過ごすとき、ぴったり合うのがこのアルバムなんですね。実際、ここ数年間、8月のうちの1日は、このシチュエーション通りのひとときを過ごすことにしてます。読む本は毎年違いますが、流す音楽は必ず、コレです。まあ極私的な年中行事ですね。

こう書くと、なんだか広い庭のある高級住宅地に住んでるみたいですが、実際は庭なんかなくて、人通りの多い道路に面した自宅軒下の自転車置き場でビール(風飲料)を飲むだけなんです。通りかかる人に、けっこうジロジロ見られるけど、気にシナイ。ひょっとして、こんな私を目撃したことのある方もおられるかもしれませんが、そういうことですので(どういうことだ)。

井上ケン一は、1970年代に活躍したロック・バンド「久保田麻琴と夕焼け楽団」のリード・ギター担当だった人です。夕焼け楽団は、細野晴臣らと並んで、沖縄やハワイ、ニューオリンズなどのリズムを取り入れた、後に言うワールドミュージック指向の音楽を日本で演り始めた先駆け的存在で、日本ロック史上に大きな足跡を残すバンドですが、一般的な知名度はそれほど高くなく、残念ながら音楽通好みのマニアックなバンドという位置付けのようです。

で、1970年代半ばに発表されたこのアルバム、いわゆるバナナベルトの音楽の香りがするアルバムが多い夕焼け楽団の、音創りの中核をなすギタリストが、ハワイで録音したソロ・アルバムですから、もう100%純正の南国ュージックなわけですね。

「レディース・アンド・ジェントルメン、ケニーガ、イマ、アソビヨルノヨ」という外人さんのたどたどしい日本語による紹介で、曲がスタートします。ハナから横道へそれますが、この「~ノヨ」という語尾は、ハワイ方言みたいなもので、明治時代に行われた大規模ハワイ移住では広島県、山口県など西日本出身者が圧倒的に多く、先祖の中国地方方言の名残がハワイの子孫に受け継がれているのだろうということです。

というわけで、脱力系イントロダクションを受けて始まるのは、まずインスト。ジャズの超スタンダード『A列車で行こう』のラグタイム・バージョン『A列車のラグ』。アコギでのブルージーなフィンガーピッキング演奏に、ホヤーンとした音色のフルートとトロンボーンのソロ。暑く気怠い夏の午後に、これが流れ始めると、もう、体がいっぺんにフニャーンとほどけてきて、それはそれは快感なんですよ。

ビートルズの『ハニー・パイ』のカバーの『ケンちゃんのハニー・パイ』は、原曲がかなりユルめなのに、それをまだ倍くらいユルめて「君が好きなのは~アップル・パイ? パンプキン・パイ?」なんて、ホンワカ歌っています。星の数ほどあるビートルズ・ソング・カバーのうち、最ユル・カバーは間違いなくコレでしょう。

ブルースの古典『心の悩み(トラブル・イン・マイ・マインド)』も演奏してますけど、マッタク悩んでいるように聞こえない!

オリジナルの『冷たい風』で「冷たい風が吹いてきて 俺の心を吹き抜ける」なんて歌うけど、ちっとも冷たそうじゃない! ぬくい南の風みたいに感じます。こんなに夏が似合う冬の歌はないだろうな。

こう書くと、なんか井上ケン一という人は、ノーテンキなだけのア○な人物みたいですが、けっしてそうではありません(会って話したことがないので断言はできませんが)。

多くの曲で聴かれるのが井上ケン一のシグネチャーというべき、フィンガー・スライドを多用した滑らかで伸びやかで煌びやかなフレージングをちりばめた、クリヤーながらユルく甘めの、これぞフェンダー・トーンという感じの、通称“星屑”ギター。これがもーー絶品!!

全編、脳細胞弛緩物質たっぷりの曲ばかり。これぞレイドバック(もはや死語ですが)の極致。


あー、早く今年の「ケニーの日」(暑い晴天の休日)がやって来ないかなー。




追記:フジ・ロック・フェスを聴きに行ってた娘が昨夜帰宅して、「モノスゴク楽しかったけど、モノスゴク疲れたー」と叫んでいました。それを聞いて、自分は「モノスゴク疲れる」ことはしょっちゅうあるけど、それに「モノスゴク楽しい」がくっついたことは、もう何年もないよなー、なんて思ってしまいました。
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オジイ川端

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