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洋楽事始は、やはりビートルズだった

Category : 1960年代/音楽
ビートルズの名前を初めて聞いたのは、1964年4月に中学生になって何カ月か過ぎた頃でした。

「ビートルズゆーグループが流行りゆーらしいで。♪イエー ユー タカションベン、ゆーてラジオでかかりよった」という、いま思えばなんともマヌケな情報を小耳にはさんだのが最初でした。海の彼方のアメリカでは4月4日付全米チャートで、ビートルズが1位―5位独占という人気爆発を起こしていて、日本にもその振動が伝わってきていたのでしょう。しかし未開地の少年は、まだ青春歌謡ばっかり聴いていた頃なので、「鷹ションベン? 変な歌やねや」と感じただけで、もちろん聴いてみようとは思いませんでした。

中2になって、Y君という露天商の元締めの息子と仲良くなり、家へよく遊びに行きました。彼はステレオを持っていました。ステレオといえば、音楽の時間に講堂で、汽車の音のレコードを聴かされたことくらいしかなくて、ほんまに目の前を汽車が移動しよるみたいなねえ、すごい!なんて感動してた原始的時代ですから、それは高価で希少なモノでした。

昔のステレオ

当時のステレオと言えばこんなふうな豪華な家具調のヤツ(写真はササキジンさんという方のブログから拝借)。そのステレオで、Y君がビートルズの「ロック・アンド・ロール・ミュージック」をかけてくれたのでした。それが最初にちゃんと聴いたビートルズ。短いイントロからいきなり始まる歌が、ステレオからでっかい音で飛び出てきて、それは驚きました。なんとかっこええ歌ながぜ! ステレオで聴く音楽はなんてシビレルがぜ!

電蓄

私のウチでは、写真のような感じの電蓄しかなくて、その内蔵スピーカーの音があまりにショボイので使い古しのラジオに繋げて聴いていましたが、ステレオでビートルズを聞いてしまったものですから、もうアキマセン。父親に懇願して、新聞配達で貯めた金の足りない分を補ってもらい、さっそくステレオを買いました。そして、初のビートルズのレコードも。

help_the beatles

買ったのは、その時点での新譜の『HELP!/I'M DOWN』。
メインボーカルを追いかける軽快なコーラスがカッコ良い『ヘルプ』も気に入ったけど、物凄いシャウトの『アイム・ダウン』にシビレました。もう最後のほうなんかわめきちらしているだけで、こんな曲もありなんだということに驚きました。いま考えると、初めて買ったのが、たまたま、ビートルズの全曲を通じて一、二を争うシャウト・ソングだったわけですが、そのときは何も知りませんから、何と狂ったような連中やと思いましたよ。

それからは、後追いで(といってもビートルズのレコードが日本で発売されだしてから1年半しか経っていませんでしたが)、以前のレコードを買い集めました。旧譜を探すときは、地元のIレコード店に行きました。店主は、わが母校の校歌を作曲したアマ音楽家でもあったようですが、無愛想で恐い顔をした人で、店に入るのにも勇気がいりました。けど、探している古いレコードがあったりするので、重宝するお店でした。まあ、あまり商売気もなく品物の回転が悪かったのが幸いした?のでしょうね。このお店は、現在でも存在しています。ただし、販売はせず、博物館みたいに陳列しているだけということですが。

当時買っていたのは、もちろんシングル盤。LP盤(アルバム)はとても高価で、今の貨幣価値に換算すると15000~20000円くらいのはずですので、中学生には手が出ず、お店の壁面の高いとこに飾ってあるのを眺めるだけの、まさに高根の花でした。
ところがある時、父の友人が「ウチにビートルズのエルピーがあるで。ウチでは誰も聞かんき、おまん、聞くかよ」と貸してくれたのが、『MEET THE BEATLES』。日本におけるビートルズのファーストアルバムでした。

ミートザビートルズ2

これを2年間くらい借りっぱなし、ほんとうに擦り切れるくらい聴き倒しました(写真はBEATLES-1ブログより拝借)。
周知のようにこのアルバムは、本国イギリスでのオリジナルファーストアルバム『Please Please Me』とセカンドの『WITH THE BEATLES』の2枚のアルバムからの抜粋と、シングル大ヒット曲『 抱きしめたい(I WANT TO HOLD YOUR HAND) 』『シー・ラブズ・ユー( SHE LOVES YOU)』を収録した初期のベストアルバムのような構成で、ジャケット写真はセカンドのものを使ってました。なんてことは、私を含め当時の日本人はまったく知らなかったわけで、『MEET THE BEATLES』から漏れた上記2アルバムの収録曲は、それから10年経って日本でようやく初期オリジナルアルバムが発売されるまで、ほとんどの人が聞いたことがなかったのではないでしょうか。
天下のビートルズといえども、当時はそんな扱いだったのですね。

おっと、忘れるところでした。冒頭の「タカションベン」が出てくる曲は、もちろん『抱きしめたい』です。サビに続いての「Yeah, you got that something」のところが、たしかにそのように聞こえなくもないですね。

眠くなったので本日は終わりますが、ビートルズの話は次回も続けます。
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